ケガから得られる4つの学び"痛い!"を学びに変えるには?
- Awaji Kids Garden
- 8月14日
- 読了時間: 3分
「子どもがしょっちゅうケガをするので、危なっかしくて目が離せないんです」「危ないよ、そっち行っちゃだめだよといっても聞いてくれないんです」
子どもがしょっちゅうケガをするので、危なっかしくて目が離せないんです」「危ないよ、そっち行っちゃだめだよといっても聞いてくれないんです」
そういったお声をよく聞きます。
子どもの遊びに、小さな危険やけがはつきもの。
子どもは毎日遊んで、しょっちゅう傷だらけになってしまうので心配になりますよね...
もちろんケガをしないで遊べることが第一。
ですが、実はケガから子どもが学べることはたくさんあります!
でも、もしケガをしてしまったら…痛い思いをするのはかわいそう。
でも、将来に向けてより安心できるようになる!
実は、ケガには学びがたくさんあるのです!
今日はそんな、ケガから得られる4つの学びと、ケガをしてしまった後にどのような声かけをすると、痛いだけでなく【学び】が得られるのか? についてご紹介します💡

ケガから学べることは沢山ある
子どもの遊びに、小さな危険やけがはつきもの。
「ケガも経験のうち」と頭でわかっていても、
ついついケガから遠ざけてあげたくなるもの。
もちろんケガをしないで遊べることが第一ですが
実は子どもがケガから学べることはたくさん!

ケガからの学び①
自分の力量を認識し、コントロールする力
「どのくらいたき火に近づいたら危ないのか」
「どのくらいの力で転ぶと痛いのか」
子どもは、実際にケガをした体験から「このくらいすると
このようなケガをしてしまう」という感覚が育ちます。

ケガからの学び②
身体の使い方とバランス感覚
整備された道とは異なり、でこぼこな森の中の道。
転ぶ・よろけるなどの経験を通じて、体のバランス感覚や
筋力が鍛えられていきます。またその動きの中で
身体の使い方や受け身も自然に覚えていきます。

ケガからの学び③
工夫して問題解決をする力
今後同じようなケガをしないためにはどうしたらいいか
考える力が身につくのもケガの学びの一つ。
ケガをした経験から子どもたちは、危険を避ける方法や
改善策を自分で工夫するようになります。

ケガからの学び
④人を思いやる気持ち
「誰かが泣いてる。転んだのかな?僕も転んだことある
から知ってるよ。心配だから、ちょっと見てくる!」
AKGでも、ケガの痛みや悔しさを知っている子どもは
驚くほど相手の気持ちに寄り添えるようになります。

大人のかかわり方
①ケガをした時の状況を一緒に確認する
落ちてしまった木の枝の様子やしなり具合を一緒に見て
触って確かめながら、「どうして落ちちゃったと思う?」
難しい場合は「木の先は枝が細いね。細い枝に乗ったら
どうなるかな?」と聞き、子ども自身に考えてもらいます.

大人のかかわり方
②次からどうすればいいか?を話し合う
ケガをしてしまった原因を考えることができたら
「痛い思いをしないように、次からどうすればいいと思う?」
同じケガを繰り返さないために、何を気を付けるのか
自分で考え決めてもらいます。

子どもが自分で自分の安全を守れるように
もちろん、ケガをしないように安全に遊べることが一番。
起こるべきでない大きなケガは十分にスタッフが見守りつつ
子どもが自分で自分の安全を守りながら遊べるよう
子どもの挑戦を一緒に見守っていきたいと思っています。

= = = AKGと繋がろう! = = =



