子どもたちの発想は面白い。
大人のように効率や簡単さは求めない。
タコ糸を持っていた男の子。工事が好きで、いつもロープや麻紐を持ってるので、タコ糸があることにも驚かない。「でも、はさみないよ。どうやって切るの?」
「それも考えてる!」
と自身満々の笑顔。
「火にかざして燃やしたら切れるよ。」
でも、危ないね。紐が燃えるかも...
「すぐに両端とも踏んで消すから大丈夫。触れるぐらい冷めるまで待つから、他の物に燃え移る心配もない。」
確かに、系統立て考えてる。
リスクマネジメントもしてる。
なので、やってみた。
結果、すぐに切れたし、踏まなくても端は燃えなかった。
思い通りの長さにしたタコ糸で出来たテント。
最高の笑顔の男の子!
2年前、初めて焚火に火をつけ、近づいたら熱いことにびっくりし、以来ほぼ毎回「火つけ」係をしているこの子。
いろんな枝を組み合わせたり積み上げたり、いろんな結び方を試して失敗してまた挑戦して、2年。
強い枝を選び、紐を自分が考えた方法で切って、頑丈なテントの骨組みが出来上がった。
テント自体は、あまり役に立たないかもしれない。笑
でも、2年間の素敵な成長が詰まっているのを、感じるよ。
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