お風呂の時間は、英語の練習に絶好だということ、知ってますか?
場所・時間が限られていること、他にすることがなく、比較的ゆったりとした気持ちで会話に集中出来ることなどから、実は親子英語のチャンスなのです!
Let's take a bath!
Let's take a shower!
「お風呂に入る」 「シャワーを浴びる」は英語では take a ... となります。日本語の言葉使いの直訳ではないので注意!
Let's wash your hands [body, hair, feet]
"Wash your ..." は、その体の部位を洗う行為そのものを指します。
水を使わずに「きれいにする」場合は "clean your..." となります。
(例えば外出中、泥だらけの手をきれいにしようね、と言って拭く時は "clean"、実際に水で洗い流す場合は "wash")
The water is warm. [hot, cold]
"Warm" = 温かい。
丁度良い温度加減の時は "warm" を使います。
多くの場合、日本人には、熱い=気持ち良い時がありますが、英語の "hot" は「温度が高すぎるから気持ち良くない」と少しネガティブなニュアンスになってしまうので注意。
お風呂、飲み物、天候など、実際の温度にかかわらず「気持ち良い」のは "warm" と表現しましょう。
Let's get in! [out]
湯船に入る時、お風呂から上がる時に。
あるいは、シャワーの水流にあたる時、シャワーを浴び終わった時に。
Let's count to 10!
子どもと一緒に、英語でカウント!
マスターしたら、もっと大きい数字までチャレンジしよう!
ちなみに、物を数えよう、と言いたい時は
"Let's count the number of [名詞の複数形]" が万能。
Let's dry your body. [hair, hands, feet]
お風呂の後「体 (髪、手、足) を拭いて乾かす」時に使えるフレーズ。
日本語ですと「体を拭こう」と言うので、つい "wipe your body" と言いたくなりますが、wipeは拭く行為そのものに焦点を当てる時 (例えば、拭くか擦るかを選ぶ場面) に用いる言葉で、その行為によって得たい結果に注目したい時 (体を拭くことにより乾かす) の時はその目的の "dry" を使うのが一般的。
プロセスを説明する際、まず結果を述べる文化が、このような小さい文構成にも表れていますね。
Can you wipe by yourself?
Yes, I can.
No, I can't.
Can you help me, please?
Yes, I can.
No, I can't.
ここでは「拭く」行為を、子どもが出来るか訊いているので、"wipe" を使うのが正解。
"Wipe" か "dry" か迷ったら、大人の視点から子どもの答えを想像してみましょう!
Can you wipe by yourself?
- 拭けるよ!/ - 拭けない。
Can you dry your body by yourself?
- 乾かせるよ!でも、拭けないから、走って風を作って乾かすね。
- 乾かせない。お腹をゴシゴシ拭くのは楽しいけど、体は乾かないねぇ。
ほら、目的ではなく、行為 "wipe" を子どもが出来るかを確認したくなります...よね?
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