失敗から学び工夫する力を育むには?

「子どもがしょっちゅうケガをするので、危なっかしくて目が離せないんです」

「危ないよ、そっち行っちゃだめだよといっても聞いてくれないんです」

そういったお声をよく聞きます。

子どもは毎日遊んで、しょっちゅう傷だらけになってしまうので心配になりますよね😥

前回の投稿では、「ケガから得られる3つの学び」についてご紹介しました。

今日は、子どもがケガをしてしまった後にどのような対応をすると、

痛いだけでなく【学び】が得られるのか良いのか?についてご紹介します💡

例えば、子どもが木登り中、足を滑らせてしまったら🌲

まずは子どもの様子を確認して、ケガの手当てをしてあげましょう。

そして

本人が落ち着いたあとで、【なぜ起きたのか】

【痛い思いをしないように、次からどうすればいいのか?】について話し合います。

すぐに大人から正解を教えるのではなく、

木のところへ戻って枝の様子やしなり具合を見て触って確かめたりしながら、

「どうして落ちちゃったと思う?」

と子ども自身に考えてもらいます🤔💭

自分で考えるのが難しい場合は、

「木の先にいくにつれて、枝が細くなってるね。細い枝に乗ったらどうなるかな?」

と具体的に説明してサポート!

その上で、「じゃあ次はどうする?」と、

同じ失敗をしないために何を気を付けるのか、

自分で決めてもらいます。

この時、大人として大切なのは、足を滑らせた直後の子どもの反応を見守ること💡

子どもの頭の中では、

「転んだ!→お尻が痛い!→涙が出てきた😭

となっているかもしれませんし、

「転んだ!→びっくりしたけど大丈夫!→よし、立ち上がろう😲

となっているかもしれません。

子ども本人の反応を確認しないままにすぐ駆け寄り、

「大丈夫!?!?」

と声をかけてしまうと、

起こったことを頭の中でプロセスしている途中で混乱してしまったり、

「大丈夫!?」という声を聞いて"大事だったんだ😧!"

と思い込み動揺してしまうかもしれません。

是非子どもの反応や様子を一度、駆け寄る前に確認してみてはいかがでしょうか♪

起こるべきでない大きなケガからは、十分に大人が子供を守りつつ、自分で自分の安全を守りながら遊べるよう、子どもの挑戦と失敗をぜひ一緒に見守っていきましょう🍀

失敗や痛みを知る子どもは、自分の力量に合わせてどんどん挑戦して自らの世界を広げていきます🌎

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